【アジアで必須の言語】中国語を勉強しよう!

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こんにちはMitchです。東南アジアのインドネシア、シンガポール、そしてマレーシアに合計で5年半ほど駐在していた経験があり、当時から痛切に「中国語スキルの必要性」を感じていました。
その後2019年6月に日本に帰国し、忙しさにかまけて勉強できずにいましたが、一年発起して2020年11月21日にHSK(Hanyu Shuiping Kaoshi、汉语水平考试)の2級(全6段階あるうちの下から2番目)を受験し、何とか合格しました。

(成績表番号と准考証号はマスキングしています)

これからも勉強を継続し、いつの日にかHSK6級に合格できたらと考えています。

本稿では、(もちろん英語学習は大事であることは前提として)中国語学習がなぜ重要なのか?という点について少し触れてみます。

この投稿を読むとわかること
・中国語話者の世界における位置付け
・中国語学習の重要性
・(初心者のくせにおこがましいですが)中国語の学習法

目次

中国語話者の世界における位置付け

何となく中国語話者の数は多いだろうな、とは皆さんお感じになっているのではないかと思います。
Babbel Magazineというサイトから話者数と母語人口を引用します。

まず、話者数は以下のとおりです。
1. 英語 11億3200万人
2. 中国語(のうち北京語) 11億1700万人
3. ヒンズー語 6億1500万人
やはり英語がトップではありますが、中国語が肉薄しています。

次にその言語を母語とする人口は以下のとおりです。
1. 中国語 13億人 (北京語は9億1700万人)
2. スペイン語 4億6000万人
3. 英語 3億7900万人
中国語には北京語だけでなく広東語や福建語などの言語も含んだ数ですが、世界で中国語を母語としている人が他の言語と比べて圧倒的に多いことが分かります。
英語を母語とする人が4億人弱、というのは意外です。

このように、話者数だけ考えても、中国語は世界で広く使われている言語であることが分かります。

中国語とアジアビジネス

「華僑」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
一般的には華僑とは、「中国本土から海外に移住した中国人及びその子孫」を指し、日本を含む東アジアや、私が駐在していたインドネシア、シンガポールそしてマレーシアを含む東南アジアにも多くいらっしゃいます。

華僑1世の方は、移り住んだ先でハングリー精神を発揮し、経済的に成功された方がたくさんいらっしゃいまして、その子孫を含めると、私は当時、東南アジアは、

「華僑が経済を握っている」

と言って過言ではないのではないか、と感じていました。
このあたりは「アセアンにおける華人・華人企業経営(1)-アセアンにおける華人・華人企業のプレゼンス、華人社会の形成と特徴点-」といった記事を見るとそうそう間違っていないように思います。
駐在当時、私は日系法律事務所から派遣されていたため、日系企業の代理をすることが多かったのですが、こうした日系企業の現地での相手方のトップ(多くは財閥のトップ)はたいてい中華系●●人でした。
(ちなみに、シンガポールは中華系の方が建国した国なので、「中華系シンガポール人」という言い方は聞かなかったように記憶しています。)

華僑3世や4世となると、漢字の読み書きができない人もいらっしゃいましたが、それでも主に話す言葉は(北京語だけでなく福建語や広東語を含む)中国語という方がほとんどでした。

つまり、アジアでビジネスをする場合、華僑の多くの方が話す言語が中国語であることを考えると、中国語を話せるなら、話せない場合と比較して彼らにより親近感を持ってもらう可能性が高い、というわけです。

中国語の超基本の学習法

私はたかだかHSKの下から2番目の級に合格しただけですので、勉強法について説明するのもおこがましいのですが、英語学習も手探りでやってきた経験から、中国語学習については一応意識していたことはありました。

これから中国語学習を始めようとされる方に少しでも参考になればと思い、以下ちょっとだけですがHSKの学習について説明します。
試験を意識せずに勉強することももちろんいいと思いますが、HSKや中国語検定など、締切やターゲットを設定して勉強する方が結局効率も良いのではないかと考えています。

単語(ピンインと漢字)を覚える

HSKの2級までは受験科目はリスニングとリーディングのみです。
3級からライティングが入ってきます。

英語と全く同じですが、単語を知らないとリスニングもリーディングも話になりません。
まずは各級の単語を覚えることが最優先かと思い、とにかく単語のピンイン(英語でいうスペル)と漢字を覚えました。
中国語で使われる漢字は簡体字という簡素化されたものですが、中国語と日本語で似た意味の単語の場合に、日本語と全く同じとか、全く同じでなくても似た漢字が使われる場合も多く、中国語を勉強すると、日本語を母国語とする我々は他の言語を母国語とする人と比べると相当有利だなと感じることができます。

HSKの単語集は市販もされていますが、HSKの単語一覧無料ダウンロード(1級、2級、3級、4級、5級、6級)といったサイトなどでも無料で入手することが可能です。

発音の練習をする

英語で言うシャドーイングの練習です。
私はまだ中国語で会話をするレベルに達していないので四声の重要性を認識できていないのですが、四声を間違えると同じピンインを発音したとしても全く意味が違う場合が出てきてしまうことがあります。
四声について十分意識する必要がある、というのは英語と比較した場合の大きな違いだと感じています。

私は「フルーエント中国語学院」の「中国ゼミ [最速で中国語をマスターするサイト]」でこの発音の重要性が強く指摘されていることを理解し、少しずつシャドーイングをやるようにしています。

まとめ

以上、中国語学習の重要性を説明しました。
私もまだまだ初心者ですので、まだまだこれからのところもあります。
引き続き中国語学習を継続し、東南アジアの経済を握る華僑の皆さんと中国語で喧々諤々の議論ができるようになったらいいなぁ、などと思っています。
中国語学習に興味がある方、是非最初の一歩を踏み出してみて下さい。

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