「女王の教室」と金融リテラシー(会計・税務の知識)

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こんにちはMitchです。海外生活中テレビをほとんど観なかったせいで、帰国してもドラマをあまり観なくなってしまいました。思い出すのは昔のドラマが多いです。

昔観た「女王の教室」というドラマを最近思い出しました。

このドラマの主人公の教師役の天海祐希さんが第1回で発する衝撃的なセリフがあったことを思い出したので、このセリフと金融リテラシーとの関係について考えてみます。

この投稿を読むとわかること
・金融リテラシーを上げないと搾取される側にずっといることになってしまうこと

目次

ドラマ「女王の教室」とは

「女王の教室」は約15年前に放映されたドラマで、担任の教師がクラスを強権的に支配し、生徒がそれに反抗するものの、その教師の愛情に気付いていく、というドラマです。

最終回の視聴率は25%を超えるという、何気に人気だったドラマです。

阿久津真矢という教師役の天海祐希さんが第1回の放送で以下の2つの発言をします。

愚か者や怠け者は差別と不公平に苦しみ、
賢い者や努力した者はいろんな特権を得て、
豊かな人生を送ることができる。

それが社会というものです。

特権階級の人達があなたたちに何を望んでいるか知ってる?

今のままず~っと愚かでいてくれればいいの。

世の中の仕組みや不公平なんかに気付かず、
テレビやマンガでもぼ~っと見て何も考えず、
会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、
戦争が始まったら真っ先に危険なところに行って戦ってくれればいいの。

(上記いずれも女王の教室第1話より)

これを子供が聞いても自分の中でなかなかうまく消化ができないのではないかと思うのですが、大人が聞くと本当に納得だなぁと思い、この2つのセリフをよく覚えています。

これらの発言から私が受け取るメッセージは以下の2つです。

  • 豊かな人生を送るためには、もともと能力がない人は努力が必要
  • 権力者の意のままに操られ、搾取されないようにするためには、世の中の仕組みを知り、自分で考えること

経済や金融という切り口で言えばこれらは以下のメッセージになるのではないか、と感じました。

  • 豊かな人生を送るため、経済や金融の知識を得て、搾取されないようにする工夫が必要

この点以下でもう少し掘り下げてみます。

経済や金融の知識がなぜ必要なのか

なぜ経済や金融の知識が必要なのでしょうか。

それはもちろんお金をより稼ぐといったこともありますが、上記のドラマの文脈で言えば、
工夫次第で合法的に支払わなくても良くなるものを、知識がないがために支払ってしまう(搾取されてしまう)、ということを防ぐため
ということになるのではないかと思います。

そしてその方法として、具体的には、

  • 会計・簿記・税務等の知識を身に付ける

ということになり、簡単にいうと金融リテラシーを上げるということになります。

会計や税務等の知識があることによる恩恵

おそらく会計や税務の知識があることで得られる恩恵は数えきれないとは思いますが、以下が代表的なものかと思います。簡単に説明します。

支払う税金・社会保険料をコントロールする

会社員は給料から所得税・住民税や社会保険料等が源泉徴収されています。
そして会社員が頑張れば頑張るほど給料も増えますが、支払う税金と社会保険料も増えていきます。

税金の知識がなければ、毎月の給与明細を見て、
「あぁ税金と社会保険料高いな~」
と思うだけです。

それが、例えば個人で事業を立ち上げ、いわゆるマイクロ法人を立ち上げれば、こうした税金や社会保険料の支払をコントロールすることは可能です。

仕事を自分で選べるようになる

会計や税務の知識がある人は、実はそれほど多くありません。

こうした人材はとても貴重なため、別に仕事先を見つけることは知識がない人と比べればとても容易であると考えられます。
ある組織で気に入らなければ次の組織に移ってしまう、つまり簡単に転職することが可能です。

文句を言いながらもお金を稼ぐために居たくもないところで働くのか、自分の好きな場所で働けるのか、というのは人生の幸福度に大きな影響を与えるはずです。

まとめ

「女王の教室」での阿久津真矢先生の発言をもとに、金融リテラシーを上げる必要性について考えました。

自分の財産を守り、自分に選択肢を保つため、会計や税務の知識を得て、より自由度の高い人生を自分が送ることができればいいなぁと思いますし、そんな人生を送れる人が増えればいいなぁと思っています。

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