こんにちはMitchです。しばらく前までは新しいもの好きでクラウドファンディングにとても興味がありました。
本記事ではクラウドファンディングのメリット・デメリット、そして本当に使う必要あるの?というところを掘り下げます。
結論から言うと、以下で説明する株式型は良いけど、報酬型はいらないのではないか、と考えています。
この投稿を読むとわかること
・クラウドファンディングのメリット・デメリット
・クラウドファンディングをする際に注意すべきこと
目次
クラウドファンディングとは?
「クラウドファンディング」(Crowd Funding)とは、簡単に言うと、大衆(Crowd)と資金調達(Funding)を足した言葉で、ネット上で不特定多数の人に資金の拠出を呼びかけて資金を集める方法となります。
資金の拠出先に応じて様々な種類があるのかもしれませんが、大きく分けると以下の2つに分類されると考えています。
- 報酬型…資金拠出者に市販される前の商品などを報酬として提供するタイプ
- 株式型…資金拠出者に株式やストックオプションが付与されるタイプ
1で有名なサイトとしては、Kickstarter、国内のサービスだとCampfireやMakuakeなどが挙げられます。
2 で有名なサイトとしては、Fundinnoがあります。
私は1と2両方とも投資したことがあります。
クラウドファンディングのメリットとデメリット
上記で報酬型と株式型の2つに分けましたので、以下でもこの2つに分けて説明していきます。
報酬型
メリット
新しい製品をいち早く手に入れることができる
報酬型の最大にして唯一のメリットといえば、一般に出回っていない商品のクラウドファンディングに投資することで、市販される前にその商品を手に入れることができる、ということに尽きると考えられます。
新しもの好きにはたまらないですね。
デメリット
商品を手に入れられない可能性がある
私、報酬型のクラウドファンディングに投資して、実際に何度か商品を受け取れなかった経験があります。
最初に経験したKickstarterの↓のプロジェクトの経験は衝撃的すぎました。
金額自体は大したことないのですが、なんだか悔しくて今でもたまにサイトにアクセスするくらいです。
商品が届かないことが分かってから数年経ちますが、最近でもコメントがあり、3万弱のコメントが積み重なっています。
他のプロジェクトでも2件ほど商品が届かなったものがありました。
商品を安く手に入れられるわけではない
報酬型の商品は、市販前に商品を手に入れられますが、別に安く手に入れられるわけではありません。
例えば、Kickstarterでプロジェクトに参加した「Impress Coffee Brewer」は、プロジェクトでの投資額は45米ドルでした。
実際に使ってみて、とても便利だったのでAmazon.comでもう1つ買いました。
その時の金額は24.39米ドルでした。半額とまではいかないまでも、半額近い金額で売られていました。
このように、市販されると競争原理に晒されるので、価格が安くなるのです。
どうしても新しいものが欲しい!という人でなければ、ひとまず気に入った商品は目をつけておいて、市販されるまで待つ、という方法でいいのではないかと考えています。
株式型
メリット
伝手も何もない人がベンチャー投資できる
ベンチャー企業に投資できるのは、普通は、「エンジェル投資家」と言われる方々や「ベンチャーキャピタル」といった方々のみで、一般人が投資に関わることはまずありえません。
しかし、株式型のクラウドファンディングに関わることでこうしたベンチャー企業に投資することができるようになります。
これはとても大きなメリットです。
私もFundinnoを通じて1社に投資しています。
デメリット
付与される株式やストックオプションがお得なのか分からない
このデメリットの点は報酬型に見られるデメリットと同じで、まだ市場(証券市場)に株式が上場されていないため、株式の価値が自分の投資額に見合っているのかが分からない、という点です。
ただ、こればかりは未来のことなので、エンジェル投資家もベンチャーキャピタルも同じですね。
クラウドファンディングの注意点
クラウドファンディングをする際の注意点は、上記のデメリットに留意することです。
具体的には、報酬型の場合には、報酬が得られない場合があることに留意する必要があります。
また、報酬型でも株式型でも、お得な投資でない可能性がある、という点は投資前に理解しておく必要があります。
いろいろな経験を踏まえて、私は報酬型のクラウドファンディングに関与することは止めています。今興味があるのは株式型だけ、となっています。
皆さんもクラウドファンディングのメリット・デメリット、特にデメリットに留意して投資を楽しんで下さい。
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