あなたの収入は国内・海外どちらからもたらされる?【分散させよう!】

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こんにちはMitchです。海外生活が長かったこともあり、海外投資についてはある程度意識づけてやれている方だと思っています。

さて、突然ですが、あなたの収入は国内・海外どちらからもたらされているか、という点について考えたことはありますでしょうか。

本記事では、この点について掘り下げてみます。

この投稿を読むとわかること
・どこから収入がもたらされているか、という点がなぜ大事なのか
・金融資産からもたらされる収入を海外に向けるためにすべきこと

目次

あなたの収入は国内・海外どちらからもたらされる?

あなたの収入は国内・海外どちらからもたらされますか?という質問については、

「日本国内からの収入がほとんどです」

という方がほとんどだと思います。

先日、「簡単に人的資産(将来生み出す資産)を計算しよう【増やす方法も解説】」という記事の中で、人が持つ資産を大きく分けると、人的資産と金融資産になる、という点について説明しました。
繰り返すと、
金融資産とは、株式投資などを通じて保有する資産をいいます。
人的資産とは、その人自身がこれから稼ぐ力のことをいいます。

人的資産については、日本に住んでいる方なら日本からもたらされるのはやむを得ないのかな、と思っています。
それでは、金融資産はどうでしょうか。

なぜ金融資産まで国内に留め置くのか?

人的資産については、日本で生活していることが主な原因で、国内からもたらされることが分かりました。

これに加えて、金融資産も日本に留め置いている方が多いのではないでしょうか。
なぜ金融資産まで日本に留め置いているのでしょうか。

金融についての格言で、

Don’t put all your eggs in one basket. (すべての卵を一つのカゴに盛るな。)

というものがあります。

この原則に従えば、人的資産が日本由来に偏っている以上、金融資産は海外に思いっきりシフトすべきなのです。

金融資産からの収益は海外からもたらされるよう工夫すべき理由

では、金融についての格言に従うにしても、なぜ金融資産を海外にシフトすべきなのか、という点について疑問を持たれる方も多いかと思います。
以下で説明します。

日本のGDPの順位がさらに低下する可能性がある

まず、こちらの動画を見てみて下さい。

これは、世界上位のGDPの国の推移を示したものですが、日本はバブル期に米国にだいぶ迫りましたがその後失速し、中国に抜かれて現在は第3位です(第3位でも十分すごいと思います)。

ただ、今後順位を上げる要素もなく、順位を下げる可能性が高いと見込まれています。

GDP成長率も上がる見込みがない

GDPの成長率も、日本は、以下の図のとおり世界平均を下回っています。

(ITmedia ビジネスオンラインより引用)

こうした低成長を続ける日本に金融資産を留め置く限り、世界の成長を自らの金融資産に取り込むことができず、世界全体の中ではどんどん豊かになっていく人に先を越されることになります

金融資産を国内に留め置いて良い人は、もともと自国が国際的であり、世界の利益が取り込まれるような仕組みになっている米国人だけである、と考えられます。

対策 – 金融資産を世界に向けるために

人的資産が国内に偏っている人は、金融資産から得られる収益を世界を由来にしよう、という点について説明してきました。

それではどうすべきか?

最初どうしたらいいかわからない人は、まずは世界株式や米国株式に連動したETFや投資信託に投資し、単に日本の銀行に預金している状態から脱却しましょう。

この投資により、低成長を続ける日本にいても、自分の金融資産を通じて世界の成長を取り込むことができます。

そして、慣れてきたら個別株など、投資先を広げていって下さい。

Don’t put all your eggs in one basket. (すべての卵を一つのカゴに盛るな。)

です。

投資は、よく、「重要だけれども緊急でないこと」に分類されます。この分類では、放っておくといつまで経っても何もされません。

自分の資産を分散し、日本経済がダメになっても世界経済の波に乗っていられるよう、できるだけ早く行動を開始してみて下さい。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

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