Cup with Handleって何?【買いのサイン】

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こんにちはMitchです。強度のApple信者で、iPhone、iPad、Macbook Proなどなどを持ちつつ、信者っぷりが行き過ぎてAppleの株式もなかなかのボリュームで保有しています。

本記事を投稿する2021年1月23日のAppleの株価チャートで、テクニカル分析において知っておいて損はない「Cup with Handle」という面白い現象が発生しているのでご紹介します。

この投稿を読むとわかること
・Cup with Handleとは何か
・なぜCup with Handleという現象が起きるのか
・Cup with Handleに注目する必要があるのか

目次

Cup with Handleって何?

文字通り読めば「取っ手付きのカップ」の意味です。こんな感じです。

もともとこの考え方を世に示したのは、William O’Neilという方で、かれは1962年10月からの26ヶ月間で投資額を20倍に増加させました。その後、彼が30歳の時投資管理に関する会社を立ち上げています。また、「Investor’s Business Daily」の発行者でもあります。

さて、それでは株価でのCup with Handleはどんな感じでしょうか。
早速Appleの株価チャートを見てみましょう。

(Yahoo Financeより)

めちゃくちゃキレイな取っ手付きカップではないですが、概ね赤い線を引いたところ、つまり株価の推移は、取っ手付きのカップのようになっていることが分かります。

これが株式投資のテクニカル分析の際に重要視される「Cup with Handle」というものです。

なぜCup with Handleができるのか?

このCup with Handleという現象がなぜ起きるのかについて以下説明します。

まず、株価の上昇局面で、下図のとおり
(Yahoo Financeより)

上昇から高値をつけて、何らかのきっかけで下落

します。
その後、売りと買いが入り、価格が揉み合って、下図のとおり

(Yahoo Financeより)

株価がほぼ横ばいの状況

が生まれます。
そして、これも何らかのきっかけで多くの買いが入り、下図のとおり

(Yahoo Financeより)

反発して株価が上昇してカップが完成

します。
その後いったん調整が入って、下図のとおり

(Yahoo Financeより)

ピボットターンして下落したのち、反発して一段高

になります。
この周期が概ね3~6ヶ月で発生すればCup with Handleの完成です。

なぜCup with Handleに注目すべきなのか?

それでは、なぜCup with Handleに注目すべきなのでしょうか。

できるだけ簡単にいえば「調整局面で2度(Cup部分とHandle部分)下げ止まり、更に2度目(Handle部分)は下げ幅が低く、上昇期待が強いことから、次に上がることができればその後順調に上がっていることが見込めるから」ということになると考えています。

Handleができあがった後にチャートが上に突き抜けたら株価が一気に上昇するサインと言われています。

厳密にCup with Handleが完成する際のルールのようなものがありますが(Handleの上部分がCupの縁部分より上値にいくことなどなど)、今回は細かい点は省略しました。

こんなチャートを見かけたら是非値動きに注目してみて下さい。

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