こんにちはMitchです。海外駐在をしていたころに外国株投資を始めて、今でも米国株を中心に少しずつ買い進めています。
今回は、投資について初心者でも株式を中心に海外投資をすることをお勧めする理由について説明します。
債券についてもお勧めする理由が該当するとは思いますが、主に株式について説明していきます。
・投資初心者が海外投資を始めやすい理由
・投資初心者が海外投資をなぜした方がいいのか
目次
投資初心者と国内投資・海外投資
海外投資における2つの変数、でも気にする必要なし
投資を始める段階や始めたばかりの段階では、
「海外投資なんて怖くてできないよ…」
という方も多いかもしれません。
確かに、海外投資については、国内投資と比べると変数が1つ増えることになります。
具体的には、
- 投資先の価格
- 為替
という2つの変数が出てきます。
価格変動についてもよく分からないのに、為替変動も考えないといけないとなると、たしかに気が引けてしまうのも分かります。
ただ、2. 為替については以下の表のとおり、ここ5年くらいはそこまで大きな変動はない状況ですので、この変動のせいで投資するのに気が引ける、というところまで感じる必要はないかな、と考えています。
(xe.comのUSD to JPY Chartより)
日本株は単元株制度のせいでとっつきにくい
日本の株式に投資しようとする場合に立ちはだかるのが、「単元株」の制度です。
日本の株式は、原則として1株では買うことができません。通常は100株単位でのみ購入することが可能です。
仮に1株1,000円の日本企業の株式に投資したい場合、1,000円×100=100,000円が必要になります。なかなか気軽に投資できる金額ではないですよね…。
一方で、米国株の場合には1株から購入することができます。
先程の例で、簡単にして1米ドル100円とすると、仮に1株10ドルの米国企業に投資したい場合、1,000円だけでも投資を始めることができます。
確かに手数料がかかりますが、手数料も、現在オンライン証券会社が手数料引き下げ競争をしており、最低手数料は無料で、多額の投資をしたとしてもせいぜい20米ドル程度です。
(楽天証券のサイト 米国株式 手数料 業界屈指の格安手数料!最低手数料0米ドル!)
圧倒的に気軽に買えますね。
海外投資を通じて世界経済を学ぶ
投資初心者の方に海外投資をお勧めするのは
「自分が海外投資をすることによって世界経済が身近になるから」
というのが大きな理由です。
例えば自分が米国株に投資した場合、カラーバス効果(自分が意識している情報の方が、自分が意識していない情報と比べて自然と目に入ってくる効果)のせいだと思いますが、どんどんと米国の情報が入ってくるようになります。
米国の政治や経済の情報が入ってくるようになると、今度は以下のようないい影響が考えられます。
- 自分で得た米国の情報をさらに投資に活かしてみようというモチベーションが上がる
- 日本語の情報だけでなく、直接英語の情報に触れた方が早いと考え始め、英語学習のきっかけになる
要するに良いことづくめです。
このレベルまでいってしまうと、例えば仕事を英語含みのものに変えたいとかといった、仕事面への良い波及効果も出てくる可能性があります。
このきっかけを1株1,000円とか、ちょっと高くても10,000円とかで掴めるのなら本当に安いと私は感じます。
まとめ
海外投資、特に海外株式投資は投資初心者にお勧めです、ということについて、日本の株式に投資する場合との比較や、海外株式投資に伴う良い影響を含めて説明しました。
私が保有しているMacys(ティッカー: M)などは、この記事を書いている2021年1月21日現在、12.50米ドル(約1,300円)/1株です。
この株式に投資することで、米国のコロナの状況はもとより、小売市場、Eコマースの状況などに興味がわき、米国経済についての知識を得ていくきっかけになると思えば本当に安い買い物だと思っています。
賛同される方、是非海外投資にチャレンジしてみて下さい。
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